米国のベンチャーキャピタルSuper Venturesが1,000万ドル(約11億円)のファンドを設立しました。このファンドはVR、AR、ウェアラブルデバイスのスタートアップに特化して投資を行うとしています。
Super Venturesの創業者Ori Inbar氏は、事業家としても世界最大のARカンファレンス「Augmented World Expo」をプロデュースする企業の経営や、過去に創業したARスタートアップがアップルに買収されたという経験を持っています。また、Super Venturesの他のパートナーも全てARの専門家です。
ファンドの方針は「人類に『スーパーパワー』を与える技術にフォーカスしていく」とのことです。それがファンドの成長の自然な方法になるとコメントしています。
ファンドの設立と共に2つのスタートアップに投資をしたことも発表されました。それが以前からSuper Venturesが投資していると噂されていたWaygoとFringefyのことなのか、それとも違うスタートアップなのかは明らかにされていません。
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(参考)
‘Super Ventures’ Announces $10 Million Fund to Incubate AR, VR, and Wearable Startups – Road to VR
http://www.roadtovr.com/super-ventures-announces-10-million-fund-to-incubate-ar-vr-and-wearable-startups/
※米Road to VRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。