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ゲーム・アプリ 2021.07.09

「SteamVR」がバージョン1.18にアップデート。「Oculus Link」がより安定

2021年7月7日、「SteamVR」がアップデートされました(バージョン1.18)。Oculus系ヘッドセットを使用する際のパフォーマンス改善や、「OpenXR」関連の調整などが導入されています。

今回のアップデートでは、Oculus Quest 2の「Oculus Link」と「Air Link」におけるエラー処理の堅牢性が向上。「SteamVR」の使用中に接続が切断されても、多くの場合セッションが続行可能になりました。パッチノートでは「OculusランタイムがHMDに再接続する必要があるたびに、SteamVRを再起動する必要がなくなる」と説明されています。公式発表によれば、トリガーとグリップの入力も調整。トリガーを素早く引いた際のフォーマンスが改善されたとのこと。

「OpenXR」は、様々なVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化するための取り組みです。「OpenXR」については、Windows Mixed Reality系ヘッドセットのハンドコントローラーでの、OpenXRグリップポーズが有効化。Oculus Touchコントローラーが、フェイスブックが提供するグリップと照準のオフセットを使用するようになる変更も導入されています。

「SteamVR」バージョン1.18のパッチノート全文は、こちらから。

(参考)UploadVR


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