2020年12月30日現在、Steamで「2020年の年間ベスト」タイトルリストが公開されています。
そのなかの「VR年間ベスト」は、総収益に基づいた年間トップのVR専用ゲームがラインアップされています。本記事では主に2020年に発売されたタイトルをピックアップ。紹介していきます。
「VR年間ベスト」では、VRゲームが「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」のランクに分けて紹介されています。詳細な順位などは公開されていません。
Half-Life: Alyx（プラチナ）
名作FPS「Half-Life」シリーズの約12年ぶりの完全新作。「Half-Life」と「Half-Life 2」の間を舞台に、地球外生命体の侵略軍との熾烈な戦いが描かれます。「The Game Awards 2020」では、「BEST VR/AR」を受賞しました。対応VRヘッドセットは、VALVE INDEX（バルブ・インデックス）、Oculus Rift（Rift S）、HTC VIVEなど。
The Walking Dead: Saints & Sinners（プラチナ）
人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」が原作の作品。ウォーカーに荒らされて退廃したニューオーリンズの街が舞台に。プレイヤーは一日一日を生き延びながら、街の象徴的なエリアに潜むミステリーを解き明かしていきます。オープンワールド形式で、プレイヤーの選択次第でストーリーが変化するのが特徴です。
PC版のほか、Oculus Quest（オキュラス クエスト）版やPlayStation VR版も販売中です。
BONEWORKS（プラチナ）
「BONEWORKS」は物理法則を忠実に再現したVRシューティング。プレイヤーは主人公のアーサー・フォードとなり、タイトルと同名のコンバットゲーム「BONEWORKS」の内部にダイブします。
武器ボタンなどが存在せず、銃のマガジンをポーチから取り出し、銃本体に差し込み、コッキングを行う、という一連の動作が必要です。また近接武器の場合も「ナイフなら刺す」「鈍器なら振り回す」といった具合に、現実のような動作が求められます。
ポピュレーション：ワン（ゴールド）
アメリカはシアトルに拠点を置くVRゲームスタジオBigBox VR開発のバトルロイヤル系VRFPS。高所から空を飛んで滑空したり、建物の壁をよじ登ったり、障害物用の壁を建造したりといった多彩なアクションを駆使し、最大で18人が入り混じるチーム戦での勝利を目指します。
Until You Fall（ゴールド）
VR脱出ゲーム「I Expect You To Die」で知られるSchell Gamesが開発。プレイヤーは「ロカール王国」に迫り来る侵略者を撃退するため、騎士となって激しい戦いに身を投じます。プレイする度に地形が変化し、敗北すれば拠点へと強制送還。ローグライク特有のシビアなゲームバランスが特徴です
Medal of Honor: Above and Beyond（シルバー）
エレクトロニック・アーツ傘下のRespawn Entertainmentが開発したVRFPS。プレイヤーは戦略諜報局（OSS：Office of Strategic Services）のエージェントとして第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線へと参加し、フランスのレジスタンス支援、ナチスへの妨害工作を始めとする危険なミッションに挑んでいきます。
ダウン・ザ・ラビットホール（ブロンズ）
ルイス・キャロル原作の名作児童小説「不思議の国のアリス」の世界を舞台にしたパズル要素強めのVRアドベンチャーゲーム。「不思議の国」へと迷い込んだ名も無き少女をサポートしながら、行方不明になった彼女のペットを探し出すため、様々な土地を巡っていきます。
2020年の年間ベスト（抜粋）
●プラチナ
Arizona Sunshine
Blade and Sorcery
Half-Life:Alyx
Skyrim VR
VRカノジョ
Pistol Whip
Superhot VR
Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades
Beat Saber
Boneworks
Pavlov
The Walking Dead: Saints & Sinners●ゴールド
OVR Toolkit
Virtual Desktop
Until You Fall
POPULATION:ONE
GORN
The Room VR
Job Simulator
Zero Caliber VR
Rick and Morty: Virtual Rick-ality
VTOL VR
Onward
Fallout 4 VR
シルバー、ブロンズはSteam公式サイトにて確認できます。
（参考）Steam
