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【Oculus Rift】物理で殴って突き進め VRFPS「Boneworks」レビュー

2019年12月、発売前からVRファンの間で高い注目を集めていたVRゲームがリリースされました。作品の名前は「Boneworks」。多くのVRゲームが簡略化している(あるいは実装していない)物理法則などの要素を、可能な限り忠実にゲーム内に盛り込んだタイトルです。

開発は「Duck Season」や「Hover Junkie」などを手掛けたStress Level Zeroが担当。リリースから現時点(2020年1月)ですでに10万本以上の売り上げを記録しています。そんな“注目作”が実際どのようなゲームなのか、レビューしてきます。

なお対応VRヘッドセットはOculus Rift(RIft S)、HTC VIVE、VALVE INDEX(バルブ・インデックス)、Windows Mixed Reality系ヘッドセットなど。今回のレビューでは、VRヘッドセットはOculus Rift S。ハンドコントローラーは同ヘッドセット純正のものを使用しています。


(博物館の展示を思わせるユニークなチュートリアル。かなりオシャレ。)

銃のリロードからナイフの使用まで、何もかもが現実的!

舞台はタイトルと同名のコンバットゲーム「BONEWORKS」の中です。このゲームは、AIを活用して動作するOS“MythOS”の下で動作しており、出現する街はAIが制作したという設定となっています。物語は同作とMythOSを開発したMonogon社のセキュリティーディレクター、アーサー・フォード(主人公)が「BONEWORKS」の内部にダイブするところから始まります。


(起動時の画面。自分の身長や床の位置を入力して視点位置やトラッキングを最適化します)

「Boneworks」は現実の“動作”を可能な限り再現しています。操作についても同様で、武器ボタンなどは存在しません。なので、銃を使用する場合は「マガジンをポーチから取り出し、銃本体に差し込み、コッキングを行う」という一連の動作をすべて手動で行う必要があります。

もちろん近接武器の場合も「ナイフなら刺す」「鈍器なら振り回す」といった具合に特性に合わせた動作を行わないと、ポテンシャルを引き出せません。

また多くのVRゲームに実装されている(酔いを軽減するための)ワープ移動は実装されておらず、6DoF(デバイスの向きと位置情報の両方で認識するトラッキング)での直接移動かスティック操作で行う必要があります。

遠くから物体を引き寄せる“フォースキャッチ”という機能はありますが、使用できる対象は一部のアイテムのみに限定されています。


(大勢の敵を前にしての銃のリロードは焦ってしまいがち)

“Oculusコン”でもゲームプレイに問題なし

「Boneworks」の特長のひとつが、両手の指5本を認識する「VALVE INDEX(バルブ・インデックス)」向けハンドコントローラーに対応している点です。これを使えば自分の手の動きをそのままゲーム内に反映できます。

ただ今回のレビューではOculusハンドコントローラーを使用。“Oculusコン”では、コントローラーのサイドボタンで掴む(小指、薬指、中指を操作)動作が可能で、トリガーボタンは人差し指、スティックは親指に対応しています。


(Oculusコントローラーで操作した場合の手の動き)

プレイ前はOculusハンドコントローラーだと、操作に何か制限が生じるかもと心配しましたが、実際遊んでいる最中に問題は全く起こりませんでした。操作感もスムーズで違和感なくプレイできます。

ちなみに、もし現実の部屋のスペースが充分でない場合は、オプションのコントローラー欄から“haptics”の数値を増やす方法がおすすめです。これにより両腕を派手に動かさずとも大きな力が発生するようになります。必要に応じて適宜調整も可能です。


(しっかりと覗き込めば、銃の照準器も使用可能)

夢中で遊べるが、ちょっとカンタンすぎ?

銃などの武器を使って敵と戦う戦闘パートと、周囲のものを使用してパズルを解く“物理パズル”編の2つがあります。

戦闘では、襲い掛かってくる敵(ゾンビ風が大多数)を、様々な武器を使用して倒していきます。先述した通り、武器の操作がほとんど簡略化されていない(=現実ほぼ同じ)のため、戦闘時の没入感は、これまで体験してきたVRゲームと比べても、かなり高いものでした。

マガジンが空になるたびに違う銃(本作ではホルスターや背中に装着する形で、複数のアイテムを携行できる)を取り出しながら、敵を倒し尽くした時の感覚は快感の一言。筆者はほとんどの戦闘中、恥ずかしながら完全にアクションスターの気分でした。


(序盤の敵。見た目は変化しますが、同じような動きをする敵が多く出現します)

爽快感と没入感が高いレベルで両立された戦闘ですが、欠点も存在します。そのひとつが、難易度が低すぎるという問題です。

ゲーム性の割には難易度が低く、筆者はほとんど死にませんでした。コントローラーのXボタンを押すと、周囲の時間を遅くする“スローモー”も使用できるのですが、正直不要と感じたほどです。


(スレッジハンマー。柄の握る場所も自分で選ぶことが可能。)

低難易度の理由はいくつかあるのですが、1番大きな要因は、弾薬が再序盤から非常に潤沢に手に入ることです。「Boneworks」の銃火器は、基本的にハンドガン系とライフル系に分かれており、それぞれが専用の弾薬を使用するのですが、最初のステージで両弾薬が数百発以上集まってしまいます。敵の数は(弾薬数と比較すると)圧倒的に少なく、あえて弾薬を拾わないプレイでもしないかぎり、弾が尽きることはありません。

また本作では、ステージ毎に手持ち武器がリセットされる反面、弾薬はゼロにはならず、これが弾薬の潤沢さに更に拍車をかけています。


(弾薬を消費して武器などを購入できる自販機。弾薬量の調整を兼ねていると思われますが、設置場所の次の部屋に銃があったりと、やや存在がチグハグ)

豊富すぎる弾薬に続く問題が、敵の弱さです。本作「Boneworks」に登場する敵の大半はゾンビのような挙動をしており、動きが遅く、近づかれる前に射殺してしまうことが可能です。ゲームが進むと、銃持ちや遠距離攻撃を仕掛けてくる敵も登場するのですが、連携などは行ってこないため、焦らなければ簡単に対処できてしまいます。

低難易度=悪いゲームというワケではないのですが、ハードコア寄りのゲーマーをプレイ層として想定している以上「もう少し歯ごたえがあってもよかったのでは」というのが正直な感想です。もし難易度の調整機能や、弾薬の少ないサバイバルモードなどが今後追加されることがあれば、戦闘パートはもっと“化ける”ことでしょう。

Half-Life感のあるパズル

「Boneworks」では、戦闘アクションとほぼ同程度に、様々なギミックを使用して解く“物理パズル”にゲームの比重が置かれています。パズルの多くは物理法則を活用して、様々なアクション(重いものを置く、ジャンクで橋を作るなど)を行うことで解くことができます。

本作のパズルパートは、一言で表現すると“VRでプレイするHalf-Life”です。ネタバレを避けるために各パズルの詳細説明は避けますが、「Half-Life2」をプレイしたことがある人は、あの各種パズルをVR内で行うと連想して頂ければ、イメージしやすいかと思われます。


(チュートリアルステージのパズル。足場を特定の位置に動かすなどして突破します。)

パズルの難易度も、戦闘と同様に低めです。ただコチラに関してはゲームシステム上、仕方がない印象を受けました。基本的にギミックが部屋全体(あるいは周囲の空間)に広がる形で設置されており、解くためには上下左右を見回し、動き回りながら試行錯誤しなくてはなりません。

VRゲームをプレイする人ならば分かるかと思いますが、この動きはかなりのVR酔いを引き起こします。筆者の場合はひとつパズルを解くごとに、少し休憩が必要になりました。難易度をこれ以上引き上げると、恐らく大多数のプレイヤーは試行錯誤中に酔いに負けてしまうかと思われます。

なおパズル自体は、展開のいいメリハリにもなっており、筆者は結構楽しめました。欲を言えば、複数の解き方があるパズル(解決に使用するアイテムが固定ではない)がもっと多ければ良かったかもしれません。


(Half-Lifeでおなじみのバールも登場)

途中セーブができない!

プレイしていて直面した最大の問題が、セーブ問題です。チェックポイントやクイックセーブ機能が実装されておらず、ステージ途中でゲームを中断した場合、それまでの進行が完全にリセットされてしまいます。

当初この仕様を把握していなかった筆者は、あるステージの終盤で睡眠のためゲームを落としてしまい、翌日“惨事”に気付くことになりました(死亡した場合は戻されるものの、パズルなどの進行状況は保存されます)。

途中セーブが行われないため、プレイする際にはステージを中断することなく、通しでクリアする必要があります。各ステージのボリュームは(筆者のペースでは)大体60分から90分程度で、酔いやすい人にはやや厳しい長さかもしれません。

VRヘッドセットを外すだけならばゲームは終了しないので、酔いを感じた場合は、早めに休憩を挟むことをオススメします。

途中セーブの問題は「Boneworks」のSteamフォーラムでも議論されており、開発側も対応を明言しています。ただ残念なことに、記事執筆時点(2020年1月22日)では、セーブ機能を実装するアップデートは配信されていません。

総評:ダイヤの原石のような作品、今後の練磨に期待

「Boneworks」は、物理エンジンの活用を主軸に据えたゲーム性という、VRタイトルとしては非常に野心的なシステムを取り入れた作品です。ここまでのレビューでは、ややネガティブな評価が目立ったかと思われますが、実際のプレイ中、特にスムーズにゲームが進行している場面では、次世代のVRゲームと呼んでも過言ではないポテンシャルを感じました。

あくまで個人の感想ですが、本作は加点方式で見るか、それとも減点方式で採点するかによって、大きく評価が変わるタイトルかもしれません。筆者としては「“加点”だと85点以上の傑作。“減点”で考えた場合は65点程度の良作」という評価を「Boneworks」に与えたいと思います。

なお、2020年1月現在「Boneworks」は、日本語にはまだ対応していません。ナラティブ重視の作品と比べるとセリフや文章の量は少ないですが、字幕は表示できないため、英語力はある程度必要になります。


(各地に書き殴られているラクガキ。進路を指示する表示もあれば、意味深なことが書かれているものも)

ちなみに「Boneworks」には、ストーリーモードのほかに、戦闘パートに特化した“Arena”と、様々なアイテムや敵などを出現させて遊べる“SandBox”という2つのゲームモードが存在します。Arenaはゲームクリアで解放されますが、SandBoxはあるステージに隠されているアイテムを発見してアンロックする必要があるので、探してみてください。

手放しでは絶賛できないものの、光り輝く部分も数限りなく存在する、ダイヤの原石のような意欲作。「Boneworks」は、Steam上で3,090円(税込)で販売中です。

タイトル

Boneworks

開発元・パブリッシャー

Stress Level Zero

対応VRヘッドセット

VALVE INDEX、Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE、Windows MRなど

価格(Steam)

3,090円(税込)

プレイ人数

1人

公式サイト

http://www.stresslevelzero.com/#games

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