世界中で大人気のSNSであるスナップチャットが、コンセプトARデザイナーとしてラファエル・ディクルーター氏を雇用しました。
ビジネス・インサイダー紙の記事は「ディクルーター氏の雇用を機にスナップチャットは本格的にVR/ARの世界への進出を始めるのではないか」と報じています。
ディクルーター氏について
スイス出身のビジュアルエフェクトアーティストで、ハリウッドを拠点に活躍しています。過去には映画『ターミネーター4』や、『インクレディブル・ハルク』の製作に関わっています。
ディクルーター氏の公式HPはこちら
急成長を続けるSNS、スナップチャット
写真を使ったスマホ向けチャットアプリです。送信した写真は相手に10秒以内しか見られないこと、様々なフィルターを使えることなどから、世界中で大ヒットを記録しています。
スナップチャットがARでどのようなプロジェクトに取り組んでいるのか具体的なことはわかりませんが、グーグルグラスなどのウェアラブル端末とSNSが結びつく日はそう遠くないかもしれません。
VR/ARの新しいテクノロジーを取り込むことでスナップチャットは、ツイッターなどSNS界のライバルを打ち負かそうとしているのではないでしょうか。
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(参考)
Snapchat hires Hollywood effects artist as “Augmented Reality Designer” – Road to VR
http://www.roadtovr.com/snapchat-hires-hollywood-effects-artist-as-augmented-reality-designer/
※米Road to VRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。