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AR/MR 2023.03.02

2D映像から変換した3DデータをAR/VRで体験できるスマホアプリ「Wist」 現在βテスト中

カリフォルニアのスタートアップWist Labsは、スマートフォン向けアプリ「Wist」を発表しました。

「Wist」は、2D映像から変換した3Dデータを、AR/VRで体験できるアプリです。最新のモバイル機器に搭載されているセンサーを使用して、3Dデータを取得します。AR機能は対応するiOS系デバイス、VR機能はVRヘッドセットMeta Quest 2から利用できるとのこと。Twitterで公開された紹介映像からは、ソファーに座って赤ちゃんを抱える女性がアプリ機能によって映し出される様子が確認できます。

現在、「Wist」はクローズドβテストを実施中です。記事執筆時点(3月2日)では、正式なリリース日などは公表されていません。Wist Labsは、正式版のローンチまでにリアルタイムマルチプレイヤーの追加や、人工知能(AI)処理の改善などを導入する予定です。

空間をスキャンして3Dモデルを生成するアプリの制作は、複数の企業がプロジェクトを進めています。「ポケモンGO」を手掛けるナイアンティックも無料3Dスキャンサービス「Scaniverse(スキャニバース)」を以前から展開中。同サービスは2022年9月にアップデートが行われ、LiDARなしのiOSデバイスでも利用可能になりました。

また、Epic Gamesは2022年12月に、3Dスキャンアプリ「RealityScan」がiPhohe(iOS)から無料で利用可能になったことを発表しています。

(参考)VRScout

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