PlayStation VR向けのシューティングゲーム「ライアン・マークス リベンジミッション(原題:Blood & Truth)」で知られるSIEのロンドンスタジオは、同スタジオが開発を進めている新作が、VRゲームではないことを発表しました。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のロンドンスタジオは、2019年に「ライアン・マークス」を発売しました。本作は特殊部隊のソルジャー、ライアン・マークスとなり、犯罪組織から家族を助けるため、戦いの中に身を投じるという内容です。
今回の発表は、ロンドンスタジオの共同ヘッドTara Saunder氏が、SIEの公式ブログで行いました。
次のプロジェクトは、オンラインCo-opコンバットゲームで、ファンタジー要素を盛り込んだ、現代のロンドンを舞台にしています。前作のようなVRゲームではなく、またPlayStation 5のタイトルであることがポイントです。そして、これまでで最も野心的なプロジェクトです。
モダンファンタジーのロンドン、協力型アクション。そして、このプロジェクトで本当に気に入っているのは、たくさんの不思議と魔法を紹介する機会を与えてくれることです。だから、私たちはとても興奮しています。
記事執筆時点では、ロンドンスタジオの次回作にVRゲームが選ばれなかった理由は明かされていませんが、共同ヘッドのStuart Whyte氏は「マーケット調査による結果」が影響したと述べています。
PSVR2は、初代PSVRの後継機で、PS5と接続して遊べます。ディスプレイ解像度が向上したほか、視線トラッキング機能などが実装されており、専用コントローラーを使用することで、初代PSVR以上の没入感ある体験ができると予告されています。
現時点では「Horizon Call of the Mountain」、「バイオハザード ヴィレッジ」、「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」などのタイトルが展開予定。人気FPSシリーズ「Firewall」のVRゲーム版「Firewall Ultra」の開発が進行していることも明らかになっています。
(参考)Road to VR
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