「Rec Room」の新アバターは全身トラッキングに対応ハンドトラッキング機能もリリース予定

ソーシャルVRプラットフォーム「Rec Room」で、アバターと現実の身体を同期するフルトラッキングとハンドトラッキングの機能導入が進められていると発表されました。

「Rec Room」は現在、腕と下半身が存在しない“簡易型”のアバターを採用していますが、1月末、2023年内にアバターに腕と脚を導入する方針を明かしました（デザインの切り替えは任意）。今回公開された各トラッキング機能は、新アバターで使用可能になる予定です。

発表によると、ハンドトラッキング機能はボディートラッキングよりも後に導入される予定とのこと。現時点で詳細なリリース時期は不明ですが、早くても2023年末になることが示唆されています。

（これまでの「Rec Room」アバター）

2023年現在、ボディートラッキングとハンドトラッキングに対応したソーシャルVRは比較的少数に留まっています。Meta社は独自に「Horizon Worlds」を展開していますが、現状のアバターには下半身が存在しません（将来的に追加予定）。

「VRChat」は、全身トラッキングに対応しているソーシャルVRのひとつです。「VIVE トラッカー」や「HaritoraX」といった外部トラッキングデバイスを身に着けることで、アバターの全身（下半身）を動かすことができます。またMeta Quest版は、ハンドトラッキングに対応しており、コントローラー無しでも各種操作を行えます。