多数のミニゲームやバトルロイヤルゲームなどを備え、多くのユーザーで賑わうソーシャルVRアプリ「Rec Room」。100万ダウンロードを達成したことでも知られる本アプリが、iPhoneやiPadに向けてリリース予定であることが発表されました。iPhone/iPad対応版は「Rec Room Mobile」と名前を変えて発売される予定です。
「Rec Room」は2018年にアーリーアクセス版がSteamで配信されたソーシャルVRアプリ。シアトルのゲームスタジオAgainst Gravityが開発を手がけています。
PSVRやQuestにも対応
「Rec Room」では、VR内で友人と一緒に、テニスやサバイバルゲームなどのミニゲームをしたり、ロビーで他ユーザーと交流したり、冒険に出かけたりして遊ぶことができます。
2019年5月現在、Steam版「Rec Room」はアーリーアクセス状態が継続されており、無料でプレイすることが可能です。対応ヘッドセットはOculus RIftやHTC VIVE、Windows Mixed Reality系ヘッドセットに対応。海外ではPlayStation VR(PSVR)版の配信も行われており、2019年3月にはOculus Quest版の配信も決定しました。
β版リリースが実施予定
Against Gravityは、iOS向け正式リリースの前段階として「Rec Room Mobile」のβ版リリースを行う予定です。同社の公式ページにはテストへの申込みフォームが設置されており、登録することで配信が開始された際に通知を受け取ることができます。同社によると、β版のリリースは月末(2019年5月末)を予定しているとのこと。
「Rec Room Mobile」の開発とリリースについて、Against GravityのコミュニティーマネージャーShawn Whiting氏は、以下のようにコメントしています。
(「Rec Room」の)プレイヤーたちの多くが、VRヘッドセットを持たない友人とも本作を一緒にプレイしたいと熱望していました。そのようなフィードバックを元に、我々は昨年(2018年)PSVR版とPC版に、非VRでもプレイ可能なスクリーンモードを追加しました。モバイル版でも、スクリーン版のリリース時と同様に、コミュニティの成長や創造力の発揮が行われていくことを期待しています。
(参考)UploadVR、Road to VR
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