シアトルのVRゲームスタジオAgainst Gravityが開発する「Rec Room」は、マルチプレイでミニゲームを遊べるVRアプリです。2016年6月から、ゲーム配信プラットフォームのSteamで早期アクセス版が配信され、2018年末には100万インストールに到達したことが公式サイトで発表されました。
「Rec Room」は、Oculus Rift、HTC Vive、Windows Mixed Reality(MRヘッドセット)、PSVR(Playstation VR)ヘッドセットに対応しています。無料でプレイできます。VR内で友人と一緒に、テニスやサバイバルゲームなどのミニゲームをしたり、ロビーで他ユーザーと交流したり、冒険に出かけるクエストなどをして遊ぶことができます。
ユーザー作成のルームが人気
今回発表された100万インストールの数字は、各ヘッドセットごとのインストール数になります。そのため実際のアカウント数は、発表されたインストール数以上になることが予想されています。
また、Against Gravityは現在の「Rec Room」には400,000以上のユーザーが作成した部屋(ルーム)があり、全ユーザーの40%以上がユーザー作成のルームで時間を過ごしていることを明らかにしています。動画内にはユーザーが作成したルームが公開されています。
Against Gravityは今回の発表の中で「Rec Room」について次のようにコメントしています。
ユーザーがRec Roomをどのように使っているかを見ることはとても刺激的です。Rec Rommのデザインやプログラム、コミュニティの運営や、トークショーやポッドキャスト
の作成、アート作品の共同制作など、本当に様々なことが行われています。
また一部では、「Rec Room」が2019年春に発売されるFacebookのハイエンド一体型ヘッドセットOculus Questに対応するのではないかとの期待の声があがっています。
Rec Roomダウンロード
・Oculus Store「Rec Room」(Oculus Rift)
・PlayStation Store「Rec Room」
・Steam
(参考)UploadVR
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