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企業動向 2023.09.26

Meta×レイバンのスマートグラス「Ray-Ban Stories」が新機種発表間近か、米国でFCC認証通過

Ray-Banブランドを手がけるメガネメーカーのLuxottica(ルックスオティカ)が、新型スマートグラスに関する米国連邦通信委員会(FCC)の認証を取得しました。Metaと共同開発を行っている「Ray-Ban Stories」の次世代機と目されています。


(出所:Lowpass

「ディスプレイ無し」のスマートグラス

「Ray-Ban Stories」は、MetaとLuxotticaが共同開発するスマートグラスです(※日本では未発売)。動画再生やディスプレイ機能はありませんが、装着者の視界をハンズフリーで撮影できます。

両社は2022年10月に、Metaの年次開発会議「Meta Connect 2022」で新型スマートグラスの開発を正式発表。2023年6月には複数のアイウェア分野で「Ray-Ban Skyler」という単語が商標登録されました。

また、2023年7月には、MetaのCTOであるAndrew Bosworth氏が自身のInstagramストーリーで、開発中の製品について「近日中にお伝えできるでしょう」と話していました。今年8月には経済メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、次世代機の発売は「秋か来春」と予想していました。

撮影した動画をSNSでライブ配信できる?

LuxotticaがFCCに提出した文書によれば、新製品は6GHz帯のWi-Fi通信(Wi-Fi 6E)をサポートしています。また、報道メディア「Lowpass」を運営するJanko Roettgers氏は、関連するMetaの内部文書を閲覧したとコメントし、そのうえで、新製品は以下の機能を持つだろうと予想しています。

  • ディスプレイ機能は引き続きない
  • より高品質のカメラが搭載される
  • ライブストリーミングビデオ機能があり、FacebookやInstagramに配信できる
  • 内蔵スピーカで、ライブ配信中にSNSユーザからのコメントを音声読み上げできる
  • プライバシー保護機能が強化された(一定条件で撮影を無効化するアンチタンパーシステム)
  • バッテリー寿命が延びた
  • 新しいメガネフレームが選べる

これらの周辺情報から、現地時間9月27日に開催されるMetaの年次開発会議「Meta Connect 2023」の内容が注目されています。

(参考)UploadVRLowpass

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