Meta社(旧フェイスブック)のCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、2021年にレイバンと提携して発売したスマートグラス「Ray-Ban Stories」のアップデートを発表しました。トラジション(調光)レンズの導入や、録画機能の拡張(60秒間に延長)などが行われます。
「Ray-Ban Stories」は、写真や動画を撮影する機能や、電話などの音声の再生機能を搭載したデバイスです。AndroidまたはiOSスマートフォンと無線で接続して使用します。ディスプレイ等を搭載していないため、現実に情報を重ねて表示できません。
今回の発表は、ザッカーバーグ氏の「Facebook」アカウントで行われました。同氏によれば、出荷地域も拡大され、オーストリア、ベルギー、フランスなどでも購入可能になるとのこと。2022年3月現在、日本は依然として出荷の対象国には含まれていません。
ザッカーバーグ氏は「Ray-Ban Stories」の対応言語に、フランス語とイタリア語が追加されたことも告知しました。また同氏は「ソフトウェア・アップデートが、このスマートグラスを時間とともに、よりスマート”にしていく」とコメントしています。