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活用事例 2023.11.30

楽天市場が「AR試し置き」機能を導入。家具・インテリア1,700点に対応、原寸大で設置後の部屋をチェック

楽天グループ株式会社が、ECサイト「楽天市場」で「AR試し置き」機能を導入しました。インテリア関連商品のサイズや設置場所との相性をバーチャルに確認できます。特設ページも公開されています。


(出所:楽天)

「AR試し置き」機能は、「楽天市場」の商品ページに「AR対応商品」マークが表示された約1,700点に適用されます。スマートフォンから商品ページの「ARで試し置き」バナーをタップし、カメラを起動すると、家具の実物大の設置イメージを好きな角度に動かしたり、画面上で拡大・縮小できます。

この新機能は、「楽天市場」のWEBページ、スマホアプリ(Android/iOS)のどちらでも利用可能です。ただし、ARコンテンツは商品イメージであり、実際のサイズ・色・素材等は保証されません。

特設ページでは、インテリアコーディネーターの荒井詩万さんが選んだ13点のチェア・シェルフ・ラグを紹介しています。機能紹介ページではAR対応アイテム限定クーポンも配布されています(2023年12月28日まで)。

EC大手参入、日本でも「AR活用」定着するか

AR技術を応用した家具・インテリアの「試し置き」機能は、多くのECサイト運営会社が取り組んでいます。2017年にはAmazonが「ARビュー機能」を導入。その後、ウォルマートやShopify、モノタロウ、LOWYAなどにも試作・導入が広がっています。

近年では、2022年にIKEAが室内の3Dレプリカを作成・編集できる「IKEA Kreativ Scene Scanner」を発表するなど、技術・サービスの向上が進んでいます。国内最大手のECサイトである楽天の本格参入で、日本国内の一般生活者にもARを活用した購買行動が根づくのか注目されます。

(参考)楽天


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