6月22日、Microsoft提供の3Dコンテンツ表示ツール「Azure Remote Rendering」が、VRヘッドセット「Meta Quest 2」「Meta Quest Pro」でも利用可能になりました。
(出所:Microsoft 以下、画像の引用元は同じ)
クラウド上でレンダリング処理
「Azure Remote Rendering」は、高密度・高解像度の3Dコンテンツをデバイスに短時間でストリーミングして表示できるツールです。クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の機能の1つとして提供されています。
「Azure Remote Rendering」を使うとクラウド上でレンダリング処理が行われます。そのためデバイスの性能にかかわらず、本来の3Dコンテンツの品質を落とさずに表示できる点が特徴となっています。これまで「HoloLens 2」及び「Windows 10」の搭載PCでの利用のみサポートされてきました。
MetaとMicrosoftのコラボレーションの1つ
今回発表された「Meta Quest 2」と「Meta Quest Pro」での「Azure Remote Rendering」の利用サポートは、MetaとMicrosoftの業務提携の一環です。2022年10月に行われたMetaの年次開発者会議「Meta Connnect」にて両社は提携を発表。MetaデバイスとMicrosoftアプリケーションのコラボレーション開発を予告していました。
開発者向けドキュメント全文はこちらから確認できます(※英語)。