2021年5月現在、世界的に発生しているPlayStation 5(PS5)の品薄問題。米メディアBloombergの報道から、この品薄はソニーが現在開発を進めている「次世代VRシステム」のリリースまで続く可能性が示唆されています。
Bloombergによれば、ソニーはアナリストたちに対し、PS5の品薄が2022年まで続くことを警告したとのこと。同メディアは、アナリスト会議に“複数の人物”が出席していたと説明。同社のCFO、十時 裕樹氏も参加しており、以下の内容を発言したとされています。
私は、今年(PS5)の需要が落ち着くとは思えません。また、仮に大量のデバイスやユニットを確保し、PS5を来年増産できても、供給は需要に追い付かないでしょう。
PS5は、その他のエレクトロニクス製品と同じく、世界的な半導体の不足の影響を大きく受けています。半導体不足は、長期化を懸念する見方も強く、DellのCEO、マイケル・デル氏は、ドイツ経済誌ハンデルスブラットのインタビューに対して、今後数年間、問題が継続する可能性が高いと述べています。
(参考)UploadVR