ナイアンティックは、2022年に開催したリアルイベント「Pokémon GO Fest」が総額3億900万ドル(2022年11月10日現在、約452億円相当)もの経済貢献をもたらしたと発表しました。イベントが開催されたのは札幌、ベルリン、シアトルの三都市で、今回の経済効果は各都市にもたらした効果を合算したものです。
「Pokémon GO Fest」、3年ぶりにリアルでの開催
「Pokémon GO Fest」は、ナイアンティックが年1回開催している世界的なARゲーム「ポケモンGO」のリアルイベント。リアルイベントの開催は2019年以来のおよそ3年ぶりとなりました。
Nianticの発表したレポートによると、たとえば、国内の開催都市である札幌では8月5日から7日にかけて3日間イベントが実施され、その経済効果は、総額約95億円(6500万ドル)で、税収は約22億4千万円(1530万ドル)にもなったと報告されています。
なお、レポートでは経済効果以外のデータも公開されています。先述の札幌では、55,000人以上のトレーナーが参加。平均12kmを歩き、合計1700万匹のポケモンを捕まえたとのこと。参加者のうち84%は市外からの訪問者で、一人あたり平均消費額は約89,000円(615ドル)。また、全体のうち20%は今回初めて札幌を訪れたと発表されています。
国外の開催都市であるベルリンやシアトルのデータなど、調査結果の詳細は、レポートにて確認可能です(レポート本文は英文、pdfで公開されています)。
(参考)プレスリリース