Home » VRから撤退気味のグーグル 傘下のVRゲーム制作企業が継続を明言


VTuber 2021.01.29

VRから撤退気味のグーグル 傘下のVRゲーム制作企業が継続を明言

グーグルは、2020年にスマートフォン向けVRプラットフォームDaydreamの終了に端を発し、2021年に入ってからもVR/AR向けの3D素材共有サイト「Poly」の閉鎖決定、お絵描きアプリ「Tilt Brush」のオープンソース化など、VRに関する取り組みを縮小しつつあります。

グーグル傘下のOwlchemy Labsはコメントを発表。VRゲームの開発を継続していることを明言しました。

Owlchemy Labsは、2010年に創業。「Job Simulator」や「Vacation Simulator」で知られるVRゲームスタジオです。2017年、グーグルに買収されました。代表作である「Job Simulator」は、2020年、累計販売本数が100万本を突破したことが報告されています。

今回の“開発継続”のアナウンスは、Owlchemy LabsのCEO、Devin Reimer氏がTwitter上で行いました。詳細は以下の通りです。

Reimer氏のコメント

「Tilt Brush」の発表(オープンソース化)から、Owlchemy Labsにも何か影響があるのではないかと、質問してきた方々がいました。何も変化はありません。我々は成長を続け、素晴らしいVRゲームを作って皆様にお届けし、またVR(の進化)もプッシュします。皆様に“次の大きなこと”を公表する時が、待ちきれません!

2021年1月現在、Owlchemy Labsが取り組んでいる新プロジェクトの詳細は、判明していません。米メディアUploadVRによれば、2020年夏に同メディアに対して、新作タイトルの開発が進行中と語ったとのこと。Owlchemy Labsからの正式な続報に期待です。

(参考)UploadVR


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード