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投資 2021.03.10

VRで歩ける「Omni One」株式投資型クラウドファンディングで12億円突破

VR内歩行デバイス「Omni」シリーズを手掛けるVirtuixが、株式投資型のクラウドファンディングを順調に進めています。SeedInvestを通じて集まった金額は、2021年3月10日現在で1,100万ドル(約12億円)を突破。累計投資人数は5,000人以上に上ります。

VR内で自由に動けるデバイス

VirtuixのOmniシリーズは、現実世界で広範囲を移動せずに、VR内で歩く・走ることを可能にするデバイスです。専用のシューズを履き、デバイスの床面を滑るように歩くことで、VR内に動きを反映します。2020年10月に発表した最新のデバイス「Omni One」は、主に自宅での使用を想定し、過去のOmniよりも軽量化・小型化。腰回りを固定するリングもなくなったことで、より自由な動きを実現しました。

Omni OneはPC向けVRの機器に接続するだけで使え、多くのタイトルをプレイすることが可能です。VRゲームにより臨場感が増すほか、VRを使って身体を動かしたいと考える層(フィットネス愛好家や、子供に運動してほしいと願う両親)にも訴求しています。

出資者は購入時にディスカウント

今回のクラウドファンディングは、株式投資型となっています。キャンペーンへの出資者は最低出資金額1,000ドルからVirtuixの株式を取得。さらにOmni One購入時に、20%(400ドル相当)の割引を受けられます。

Virtuix社CEOのJan Goetgeluk氏は資金調達の好調に喜びの意を示し、「新たな出資者の多くがOmni Oneを自宅に購入しようという熱心なお客様であることを考えると、SeedInvestでの成功は、この製品に強い需要があるという、シグナルとも言えます」とコメントしました。

株式投資型クラウドファンディングはこちらのサイトで4月2日まで実施中です。

(参考)VR Fitness InsiderVirtuix


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