VR内歩行デバイス「Omni」シリーズを手掛けるVirtuixは、新型デバイス「Omni One」を発表しました。Omni Oneは過去のOmniよりも軽量化・小型化されており、主に「自宅での使用を想定している」とのこと。
「Omni One」は2021年に1,995ドル(約21万円)で発売予定。毎月55ドルを分割して支払うプランも用意されます。また、VRヘッドセットが付属しない「開発キット(Dev Kit)」バージョンは995ドル(約10万円)となっています。
VR内歩行デバイス再び、コンシューマーをターゲットに
「Omni」シリーズは、現実世界で広範囲を移動せずに、VR内で歩く・走ることを可能にするデバイス。専用のシューズを履き、デバイスの床面を滑るように歩くことで、VR内に動きを反映します。
今回発表された「Omni One」は、同社の法人向けデバイス「Omni Pro」を元に設計されています。Virtuixによれば「収納が容易になり、デザインも自宅にフィットするものになった」と説明しています。
「Omni One」は、使用するのに必要なデバイスがすべて同梱された状態(一体型VRヘッドセットを含む)で発売される予定です。公開された映像ではPico Neo 2が使用されていますが、2020年10月現在、製品版で実際に同梱されるヘッドセットは決定していません。
ローンチ時、「Omni One」は30種類以上のVRゲームに対応します(専用のストアで配信予定)。対応タイトルには、Virtuixが手掛ける「コール・オブ・デューティー」風や「フォートナイト」風の作品のほか、サードパーティーからライセンスされた作品が含まれます。
(参考)UploadVR