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話題 2021.10.29

 2022年から「Oculus」のブランド名が無くなる 表記は「Meta」に統一

フェイスブックの次期CTOで、VR/AR部門Facebook Reality LabsのVP、アンドリュー・ボズワース氏は、2021年10月29日に発表されたフェイスブックの社名変更(新社名:メタ)にともない、VRヘッドセット「Oculus」ブランドが消滅すると告知しました。今後は社名と同じく「Meta」に統一されます。

実際の変更は2022年前半から

今回の発表はボズワース氏のFacebookアカウントで行われました。同氏によれば、ブランド名の変更は2022年初頭から実施予定。ボズワース氏の投稿では変更後の一例として、現在のOculus Questが「Meta Quest」になるとのこと。またOculus 公式アプリが「Meta Quest公式アプリ」に“変化”すると例示しています。

ボズワース氏は、名称変更の理由を「ブランドや製品をMeta(メタ)に近づけるため」と説明。デバイス類が同社の製品であり「我々のメタバースのビジョンに繋がっていることを示す」のが目的と解説しています。

ボズワース氏は、「Oculus」ブランドは我々(メタ/フェイスブック)と強く結びついたものであり、ブランド名変更の決断は、非常に困難なものだったとコメント。Oculusは今後も“コアDNA”であり、ソフトウェアや開発ツール内で“生き続ける”と語っています。

ボズワース氏について

ボズワース氏は2006年にフェイスブックに入社。「ボズ」の愛称で呼ばれています。以降15年以上、同社で勤務してきました。自身のインスタグラムで、定期的にQ&A;セッションを行っており、過去にはOculus Quest向けアプリを配信できる「App Lab」の登場が近いことを予告。Oculus Quest 2の120Hz対応については発言せずガッツポーズで答えるなど、率先して情報公開(あるいはほのめかし)を行ってきました。

(参考)Facebook


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