VRで“立体撮影コンテンツ”を体験できるプラットフォーム「Gracia」の開発が進行しています。現在、Steam(PCVR版)と「SideQuest(Quest版)」を展開しています。近日中には「Apple Vision Pro」版もリリース予定です。
「Gracia」では、ボリュメトリックキャプチャ(※)を使用して撮影されたコンテンツを体験可能。没入して、コンテンツ内を歩いたり見て回ったりできます。
(※現実空間を取り囲むようにカメラを配置し、そのカメラで空間全体を撮影し、3DCGを生成する技術)
コンテンツの撮影には、20基のGoProカメラを使用。ガウス・スプラッティング・レンダリングを使うことで、Meta Questのような一体型VRヘッドセットでもプラットフォームが動作します。現時点では静止画に没入できる段階で、2024年後半に短い動画への対応を実現する計画とのこと。
なお「Gracia」のシステムメニューはAndroid(2D)アプリモードで実装されています。この仕組みはQuest公式ストアの規約に抵触しており、現時点では同ストアでのアプリ配信は難しい模様です。
(参考)UploadVR
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