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Meta Quest 2021.03.04

フェイスブック幹部が「Oculus Quest Pro」に興味を示す。Q&Aセッションで回答

フェイスブックのVR/AR部門であるFacebook Reality LabsのVP、アンドリュー・ボズワース氏の発言が注目を集めています。ボズワース氏は「Oculus Quest Pro」というコンセプトに対し「興味深い」とコメントし、その可能性をほのめかしています。

きっかけはインスタグラムで行ったQ&Aセッション。ボズワース氏はかねてより自身のSNSアカウントを通してユーザーとの交流を行っています。過去にはOculus Quest向けアプリを配信できる「App Lab」の登場が近いことを予告。Oculus Quest 2の120Hz対応については発言せずガッツポーズで答える等、率先して情報公開(あるいはほのめかしを)を行っています。

フェイスブック幹部の意味深なリアクション

ボズワース氏はとあるユーザーからの「なぜOculusはQuest Pro 3のような、600ドルで最高スペックのVRヘッドセットを作らないのか?」という質問に対し、「Quest Pro……ふむ、興味深いですね」とコメント、カメラにウィンクを投げかけました。

2021年2月現在、ボスワース氏の発言が、実際にQuest Proの開発が進行していることを意味しているのかは定かではありません。他方、Oculus Quest 2の販売と並行する形で、コア層を対象とした上位モデルを展開する可能性は十分考えられるでしょう。これまでのボズワース氏による“リアクション”とその結果を考慮すれば、ありえない話ではなさそうです。

Oculus Questのアプリ品質管理は「非常に保守的だった」

Q&Aでは、既に話題となっていた「Virtual Desktop」Quest版のPC向けVRゲーム対応の復活についての質問も。ボズワース氏は、Oculus Quest発売当初のコンテンツ品質管理を「非常に保守的だった(super conservative)」と語り、現在は「ユーザーに、より多く決定権を委ねている」と回答しています。

さらにボズワース氏は「アイトラッキング機能を、将来的にVRヘッドセットに搭載する予定である」こと、「アプリシェア機能は、Beat Saberなどの音楽関連アプリではライセンスの都合上、現時点では使用できない」こと等も述べています。

(参考)UploadVR


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