NTTテクノクロス株式会社は、8K画質の360度のパノラマ動画を視聴可能にするVR配信ソフトウェア開発キットの新バージョンを2019年6月27日に販売します。本製品を用いることで、8Kの実写映像とCGを融合させた業務訓練を可能とします。価格は100万円(税別)から。
NTTテクノクロスは、VRでの再生に必要な処理不可を大幅に低減させることで、市販のスマートフォンでも8K画質で360度パノラマ動画の視聴を可能にする技術「パノラマ超エンジン」を販売しています。本技術はエンターテインメントや観光分野で利用されています。
今回のバージョンでは、VRを制作する際に使われることの多いゲームエンジン「Unity」に対応したことで、8Kの映像とCGを組み合わせることが可能になりました。360度の実写映像に注意書きや具体的な支持を表示させることで、安全講習や業務訓練に活用できます。
また、複数視点からの動画をスムーズに切り替える新機能を追加。こちらの機能は特許出願中とのことです。
NTTテクノクロスは、7月17日より東京ビッグサイトにて開催される「第2回5G/IoT通信展」にて、本製品を利用したVR視聴システムを展示する予定です。