日本に拠点を置くオンラインゲーム会社ネクソンは、韓国で自社のスマートフォン向けメタバース「Nexon Town」の早期リリース版を発表しました。Korea JoongAng Dailyなど、複数メディアが報じています。
「Nexon Town」は、「マビノギ」「メイプルストーリー」といった、ネクソンが展開するオンラインゲームに登場するアイテムやキャラクターを使って、他ユーザーと交流できるソーシャルプラットフォームです。
アバターのカスタム要素も導入されており、公開された紹介映像からは、顔や服装をカスタムする様子や、3Dのほか、ドット絵風のアバターの姿なども確認できます。ネクソンによると、将来的には、同社のゲームすべてと統合することで、他メタバースと差別化する計画とのこと。
ネクソンは以前、メタバースの流行について一歩引いたスタンスをとっており、2021年後半にはCEOのOwen Mahoney氏が自身のブログで「いま語られているメタバースの議論はユーザー視点が欠けている」と指摘していました。
このような姿勢だった同社がメタバースをどのように展開していくのか。日本展開の有無を含む、これからの動向に注目です。
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