デイリーランキング

HPの新型MRヘッドセット「Reverb G2」発表、600ドルで2020年秋発売

業界動向

2020/05/29 11:30

ナイアンティックは、ついに「ポケモンGO」にARマップを導入。“惑星規模のAR”に一歩

業界動向

2020/05/27 17:33

“人の眼レベルのVR”のVarjoがリモートワーク支援へ。VRコラボツール企業と提携

業界動向

2020/05/29 12:00

“中国のNetflix”が一体型VRヘッドセットを発売。4K対応で約6万円

業界動向

2020/05/28 11:30

「アフターコロナ」を見据えるVR企業が集結。日本HPがオンラインイベント開催

セミナー・カンファ

2020/05/29 19:00 Sponsored

MoguLive facebook twitter hatena line

VRの「いま」を掘りだすニュースメディア

MoguraVR

【レビュー】Google VR180対応の「Mirage Camera with Daydream」

PCメーカーのレノボからVRカメラ「Mirage Camera with Daydream」が5月11日に発売されました。VRカメラというとRICOH THETAのように360度全天球撮影のイメージがありますが、Mirage Cameraは180度のステレオカメラです。Googleが提供するステレオ撮影のフォーマット「VR180」に対応した国内初の製品です。

Mirage Cameraの本体正面には、2つのレンズが水平に配置されています。両レンズの間の距離は人間の左右の眼のそれとほぼ同じ程度。この2つのレンズで撮影した視差のある静止/画動画が、二眼レンズのVRゴーグルで見ることにより、3D立体視のコンテンツになるという仕組みです。VRゴーグルでの視聴を前提として作られています。

(接続端子はUSB Type-C、内部ストレージは16GB)

(ファインダーや液晶モニターは付いていない)

VR180はGoogleのフォーマットなので、Google提供の多くのアプリが対応しています。YouTubeとGoogleフォト、Google CardboardがVR180に対応していて、撮影用のアプリ「VR180」から各アプリへのスムーズな連携が実現されています。

360度カメラを購入する際には対応アプリケーションの出来の良さも重要な点です。Mirage CameraのアプリはGoogleが提供しているだけあり、操作性は良好。今のところVR180は非常にシンプルな撮影のシステムとなっていますが、これからのアップデートにもGoogleであれば期待して良いと言えるでしょう。

ただ、VR180に対応していないビューワーアプリだとMirage Cameraで撮影したコンテンツの表示がエラーとなります。今のところGoogle純正アプリ以外で対応しているアプリはほとんどないようなので、VR180関連のエコシステムの充実が望まれます。Gear VRやOculus GoにはGoogle純正のアプリが提供されていないのが、不便に感じてしまうところです。

また、4K360度カメラと比べて、解像度が同じ4KでもMirage Cameraは180度のコンテンツなので密度は高くなる分、とても綺麗に見えます。動画解像度は3840×2160、静止画解像度は3016 × 3016とVRゴーグルでも高精細に見れます。

撮影できる画角は人間の視野角に近いので、撮影者の見えている世界を切り取ったと感じられる撮影体験です。

ただしカメラを持って撮影するには注意も必要です。180度の超広角なので、普通にカメラを持つと手が写り込んでしまいます。さらに通常のカメラでファインダーを使って撮影するようにカメラに顔を近づけて撮影すると自分のお腹が写り込んでしまうことも……。180度のコンテンツを視聴する時に自分の手やお腹が見えてしまうのは残念な気持ちになりました。

カメラ底面にある1/4ネジ穴に自撮り棒かミニ三脚を装着して撮影するのが失敗を防げるので良いでしょう。

コンパクトなのは良いですがホールド感も小さめです。

動画撮影についても同様で、三脚で固定して定点撮影するのがベストな撮影方法だと感じました。スタビが効いているので揺れは低減されるのですが、ステレオの180度映像でカメラワークを多用するのは、演出方法に工夫が無いと自分が動いているというよりも、強制的に持ち運ばれているような感覚です。

さらに180度だと後ろを見ることもできないですし、正面を固定するモードだと視点を動かした時に若干違和感を感じたり、逆に正面を固定しないモードだとカメラの正面に自分の視線を合わせないと、180度の範囲外になり真っ暗な画面になってしまうなど難しさを感じました。

ステレオ撮影だと接写が弱点になることが多いのですが、Mirage Cameraは接写にも強いカメラでした。筆者が試したところカメラの20cm付近であれば視差ズレの少ないコンテンツとなっていた印象です。

YouTubeライブの配信もアプリから簡単にできます。VR180のステレオ撮影のライブ配信はイベントや音楽ライブなどで真価を発揮できるように感じます。ただ、カメラ動作の安定性という意味では、まだ心許ないというのが正直なところでした。

室内の環境で何度か動画を撮影してみたのですが、20分程度で処理落ちすることが多かったので、イベントや音楽ライブをこのカメラで配信するのは難しいでしょう。動画撮影の安定性については、今後のカメラファームウェアアップデートにも期待をしたいところです。

撮影においていくつか気をつけるべきポイントはありますが、ステレオ撮影したコンテンツの面白さは、VRゴーグルを装着する面倒さをひょいと乗り越えさせるような魅力があります。4Kという解像度も十分なスペックで、この品質の立体視の静止画/動画を気軽に撮影できるのは大きな魅力だと感じました。



【Mogura主催のイベント】
・コロナ禍でVR×エンタメはどうなる? 業界キーパーソンが語る (5/29)


【Mogura主催のイベント】
・コロナ禍でVR×エンタメはどうなる? 業界キーパーソンが語る (5/29)


VR制作ソフトのスペースリー、不動産ソフト会社と提携 高品質化目指す

2018/05/29 11:30 業界動向

VRリズムゲーム「Beat Saber」1カ月で売上10万本達成

2018/05/29 11:30 ゲーム・アプリ