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メタバース 2024.04.17

バーチャルストリーマーCodeMikoが、独自のメタバース「Mikoverse」を準備中 「Unreal Engine 5」で動作

Twitchなどで活躍する“バーチャルストリーマー”CodeMikoさんは、独自のメタバース「Mikoverse」の開発状況をX(旧Twitter)で告知しています。現在は、Kickstarterでのクラウドファンディングの準備を進めている状況です。

「Mikoverse」は、2022年から開発のスタートしたプロジェクトで、“マルチプレイVTuberプラットフォーム”として制作が続けられています。ゲームエンジンには「Unreal Engine 5」と、イルミネーションシステム「Lumen」が使用されており、アバターをアップロードすれば、バーチャル空間に登場可能となります。バーチャル空間内ではアバターの服装の色をリアルタイムで変更する機能も実装予定で、利用者の顔の動きをアバターに反映する“フェイストラッキング”や、Twitchとの連携機能も導入されるようです。

CodeMikoさんは、トラッキング用のスーツを着用し、アバターを動かすスタイルで配信を行っている人物です。アバターと現実の姿を両方見せながら、アクティブに動き回る姿を配信しています。高品質な3Dアバターも評価を集めており、4月現在、Twichのフォロワー数は約92万人に達しています。

Mikoさんは以前から「Unreal Engine」を活用していることで知られており、2020年時点でアバターを同エンジンで動作させていることを公表していました。2023年からは「Unreal Engine 5」を使って、より“精密”なデザインの新アバターを使った活動を行っています。

「Mikoverse」がどのようなかたちで最終リリースを迎えるのかは不明ですが、これをきっかけに、VTuberやストリーマーの間でのメタバース利用が目立ち始めるかもしれません。しばらくは動向を見守りたいところです。

(参考)YouTube


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