株式会社ポケット・クエリーズは、国内ゲーム開発会社として初となる「Microsoft Mixed Reality(複合現実) パートナープログラム」の認定を取得しました。
Mixed Reality パートナープログラムはマイクロソフトが展開するものです。パートナー企業が法人顧客に対してMRデバイス「HoloLens」 や 「Windows Mixed Reality(Windows MR)対応デバイスを用いたソリューション提供を行えるようになることを目的としています。
2018 年 2⽉時点で、認定パートナーは国内に11社存在しましたが、ゲーム開発を主事業とする企業が認定されるのは初の事例となります。
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VR・MR事業の歩み
ポケット・クエリーズは2010年から3Dを中⼼としたゲーム開発を主事業としています。MR ソリューシ ョン開発の際に重要となる「3Dコンテンツ開発技術」や、「MRならではの体や空間を使⽤したUI/UXの企画・デザイン⼒」等のノウハウを、⻑年のゲーム開発を通じて培ってきました。
VRに関しては 2012年から、MRに関してはHoloLens発売前の2014年から研究開発を進めています。特にMR技術を独⾃で拡張するために必須となる「画像解析・画像認識(ディープラーニング技術を含む)」についての技術資産を開発・蓄積してきました。これにより、多くの企業に対して MR(VR/AR含む)の研究開発プロジェクトを提供、推進しています。
2018年5月月には、東京電⼒と共同で、発電所や工場現場の業務支援にMRを活用する研究を開始しました。
(東京電力との共同研究を説明するポケット・クエリーズ社長:佐々木宣彦氏)
MRで働き方に「革命」を起こす
ポケット・クエリーズでは、今回のパートナー参画に合わせて、「Mixed Reality技術で働き⽅に『⾰命』を起こす」企業として、新たなコーポレートメッセージを発信します。
同社は今後、de:code 2018や3D&バーチャルリアリティ展(⽇本ものづくりワールド2018)でMRの体験展示を提供。「『ゲームのちから』 と 最新の『Mixed Reality(複合現実)技術』の融合により、全人類の限りある時間の有効活用を図り産業の創造に貢献」すると掲げています。