2022年6月下旬に発足したメタバースの標準化支援団体「Metaverse Standards Forum」への加入する企業や団体が急激に増加しているようです。同フォーラムの公式Twitterアカウントがコメントしました。
新規加入者は1,000名に迫る勢い
Metaverse Standards Forumは、業界企業と標準化団体の間で「何がメタバースのスタンダードに必要なのかを見極めるための補助・支援」を行うための組織です。ホストを務めるのは多数の3DCGに関わる業界標準化を主導してきたクロノスグループ。プリンシパル・メンバーとして、すでにMetaやEpic Games、Unity、Google、Microsoft、HTC、Huawei、Intel、NVIDIA、クアルコム、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)などを筆頭に、多数の企業が参画しています。
同フォーラムの公式Twitterによれば、2022年7月1日時点で550以上の新規会員登録が完了、400以上の会員登録を進行中。「登録の需要は我々の予想をはるかに超えている」「オープンメタバースのための、相互運用性を持った標準を育成することに向けた、協力的な空間の構築に興奮している」とコメントしています。
Demand for membership has far exceeded our expectations! We have over 550 new members processed and are working through another 400+. We are excited to work with our members to build a cooperative space to foster interoperability standards for an open metaverse. #metaverse pic.twitter.com/ZpwmEbnYBA
— Metaverse Standards Forum (@Metaverse_Forum) June 30, 2022
本フォーラムへの参加費は無料。秘密保持契約(NDA)や特許ライセンスの義務も発生しません。会合はオンラインで行われ、第1回は2022年7月に開始予定。参加を希望する企業や団体は、公式サイトから申し込み可能です。
(参考)Twitter