韓国のThe Korea Economic Dailyは、Meta Quest Proの次期モデル「Meta Quest Pro 2(仮称)」が2025年上半期に出荷されると報じました。ヘッドセットの開発は、Meta社と韓国LGが共同で行うと報道しています。
The Korea Economic Dailyは、Meta社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏が今週(2月第5週水曜日)にLGのCEOと会談し、提携の調整を進める予定と伝えています。
Meta社は2023年、LGと提携したことが報じられていました。現時点では「Meta Quest Pro 2」の詳細は不明ですが、「webOS(LG TVのOS)」を搭載する可能性があるとのこと。仮に同OSが搭載された場合、(OSを通じて)NetflixやAmazon Prime Video、Disney+などを視聴できると思われます。また、フェイストラッキングに対応したアバター「Codec Avatars」を導入することも考えられます。
2023年3月、Metaのメタバース部門「Reality Labs」のロードマップが流出し、同資料では「La Jolla」なるデバイスの存在が示唆されていました。「La Jolla」は「Meta Quest Pro 」の後継かつ「Codec Avatars」を実装することが特徴とされていました。今回報じられた「Meta Quest Pro 2」が、「La Jolla」の“正体”なのかもしれません。
なおMeta社は、以前にもVRヘッドセットを他企業と共同開発しています。スマートフォンを取り付けて使用するGear VRはサムスンと協業。Oculus Rift Sについてはレノボと共同で開発を行いました。
(参考)The Korea Economic Daily、UploadVR
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