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業界動向 2018.06.20

Magic Leapとニュージーランド航空が提携 “新しい旅行体験”

ニュージーランド航空は、MRデバイスを開発する米国Magic Leapとの戦略的開発パートナーシップ締結を発表しました。2018年後半に「Magic Leapの技術を使い、全く新しい方法でのニュージーランド旅行体験を提供」するとしています。

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ニュージーランドを紹介する新しい体験を開発

Magic Leapは米・フロリダに本拠地を構え、現実にデジタルな情報や3Dモデルをまるで現実にあるかのように見せるMR(複合現実)デバイスを開発中です。同社はグーグルやアリババなどの大企業から累計23億ドル以上を調達し、世界中から注目を集めてきました。

またMagic Leapは情報をほとんど表に出さないことで知られており、長らく“巨額の調達を繰り返す謎の企業”として扱われていましたが、2017年末にはようやくMagic Leap Oneという名称とデバイスの外見を、そして2018年3月のGDCでは開発用のSDKを公開しました。

ニュージーランド航空はMagic Leapと共同で、ニュージーランドをユニークな旅先として知ってもらうために、さまざまな景色やワクワクするアクティビティを紹介する新しい体験を開発していきます。

ニュージーランド航空グローバル・ブランド&コンテンツ担当ジェネラル・マネージャーのジョディ・ウィリアムズ氏は「ニュージーランド航空が革新的かつ先端の技術をお客様に提供し、より楽しい旅行体験を創造できることを嬉しく思います。この開発パートナーシップにおいて、新しいお客様にニュージーランドの魅力を存分にご体験いただけるようさらに働きかけるのが、私たちの共通の目標です」と述べています。

空の旅に真の革新をもたらす

これまでもニュージーランド航空は、クリエイティブ・スタジオのFramestoreと共同で、「ニュージーランドをめぐる幻想的な旅(Fantastical Journey in New Zealand)」を制作しています。今回のパートナーシップ締結により、Magic Leapの技術を使って全く新しい方法でのニュージーランド旅行体験を提供。新しい試みは、今年後半の発表予定です。

Magic Leapチーフ・ビジネス・オフィサーのラシュナ・バシン氏は、「Magic Leapとニュージーランド航空は、空の旅を含む日常の体験に真の革新をもたらすという共通の野望を持っています。ニュージーランド航空は、Magic Leapのパートナーとして、これら革命的な技術を旅行業界にもたらすユニークな存在です」と話しています。

(参考)ニュージーランド航空プレスリリース


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