一般社団法人高知県UIターンサポートセンターが、空き家対策の一環として、360度パノラマ画像編集ソフト「スペースリー」を導入しました。移住ポータルサイト「高知県で暮らす。」で8物件が掲載されています。広島県と和歌山県に続く3例目で、四国では初めてです。
株式会社スペースリーが2016年から提供する「スペースリー」は、ウェブブラウザで使用できる360度パノラマ画像の編集・管理ソフトです。オンライン物件案内(VR内覧)のほか、バーチャルステージングやサイズ推定、画像補正などの機能を提供しています。このクラウドサービスを導入した広島県、和歌山県では、いずれも問い合わせ数・成約数が増加し、職員が現地を案内する負担が軽減したとしています。
高知県内では住戸空き家率が19%と増加する一方で、リモートワークやワーケーション需要を受けて、移住者数が10年間で約10倍に増加していました。ウェブサイト「高知県で暮らす。」は、掲載中の8物件に加え、11市町がVR内覧できる空き家コンテンツを準備するなど、この取り組みを継続する予定です。
(参考)プレスリリース