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企業動向 2023.09.25

KLabがメタバース向けコンテンツ事業に参入、人気の「Fortnite」と「Roblox」中心に

KLab株式会社がメタバース向けコンテンツ事業への参入を発表しました。バトルロイヤルゲーム「Fortnite」およびオンラインゲームプラットフォーム「Roblox」向けに、自社でコンテンツを企画・制作・提供する予定です。

KLabはゲーム事業を主力とする企業です。スマートフォン向けゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の開発などで知られており、直近では「僕のヒーローアカデミア」などのオンラインゲームを開発中です。

同社はこれまでに培ったゲーム開発のノウハウを活かし、「Fortnite」のエディタツール「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」を用いたコンテンツを提供予定とのことです。同社はプレスリリースにおいて、「今後もこのような市場の変革を柔軟に捉え、スピード感をもってチャレンジしてまいります」とコメントしています。

人気メタバース・ゲームプラットフォームへの企業参入相次ぐ

「Fortnite」を運営するEpic Gamesは、2023年3月、純利益の40%をクリエイターに分配する「エンゲージメント配当(Engagement Payouts)」を発表しました。それ以降、日本でもUEFNの導入・活用、独自マップの収益化に挑む企業や個人クリエイターが急増しています。

一例として、上場会社ではメタバース開発のmonoAI technologyが「Fortnite」向けコンテンツの制作支援サービスを発表しています。

また、「Roblox」では、吉本興業グループのFANYが、Robloxにおけるゲーム開発や広告・販促支援を開始したほか、スクウェア・エニックスが訪問回数14億回を超えるゲームとのコラボレーションを行うなど、企業による参入や連携が始まっています。

(参考)プレスリリース


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