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業界動向 2022.06.28

国内教育機関も採用のVR語学「Immerse」Meta Quest 2で正式リリース。共に学ぶ“メタバース共同体”

VR言語学習アプリ「Immerse」が正式リリースされました。英語学習プラットフォームで培った技術を活かし、メタバースにおける教育の先駆けを目指します。

日本の教育機関でも採用のVR英語学習、アバター姿で行うライブVR授業

企業としてのImmerseは2017年創業。2019年に英語ネイティブ講師によるVR英語学習サービス「immerseVR」を開始しています。当初からVR向けに特化しており、空港やオフィス、会議室など英会話シーンをVRで再現し会話を学ぶという内容。これまでに、日本国内の教育機関でも利用されてきました。

今回リリースされたアプリでは、まずスペイン語学習を提供します。ユーザーはアバター姿でログイン。1か月に12回のライブVR授業を受講し、個別のフィードバックを得ることができます。講師もアバター姿ですが、リアルタイムで実際の人間が操作、会話をしています。
また24時間・365日アクセスできるラウンジが解放され、他のユーザーと会話して学習効果を高めることが可能です。

共に学び高めあうメタバース共同体に

Immerseの創業者でありCEOのQuinn Taber氏は、Meta Quest 2向け正式リリースについて次のように語りました。

FacebookがMetaに名前を変えて以来、メタバースは人々が働き、遊び、学ぶやり方を根本的に変えていく、ということがはっきりしてきました(中略)メタバースやVRは、今や授業のちょっとした付加価値ではなく、プラットフォームとユーザーを直接結びつけるものなのです。

そこで我々はMetaのチームとコミュニケーションを始めました(中略)現在当社は、共に学び、教え、高めあっていく初の活況したメタバース共同体になるというミッションを持っています。

「Immerse」のOculus Storeでのアプリダウンロードは無料ですが、受講する場合の料金は月額約45ドルのサブスクリプションとなっています。今後は対象言語を英語、フランス語、日本語などに拡大する予定です。

(参考)VRScoutImmerse
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