Meta社(旧フェイスブック)のCTO、アンドリュー・ボズワース氏が、メタバース「Horizon Worlds」の“Web版”のリリースを予定していることを明らかにしました。
「Horizon Worlds」はVRヘッドセットMeta Quest 2を装着してバーチャル空間に入場できるサービス。アバターを使って、他の参加者とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームを遊んだりできます。現在、アメリカとカナダでサービスが展開されています(日本では未実装)。
Web版ではプラットフォーム手数料引き下げ
今回の“Web版”は、先日告知された「Horizon Worlds」のプラットフォーム手数料(47.5%)について、ボズワース氏がTwitterで言及した際に明らかになりました。同氏は「Web版が登場した際には、手数料は25%まで引き下げられる」とツイート。これにより、(VR版とは異なる)Web版の可能性が判明した形です。
When Horizon’s web version launches, the Horizon platform fee will only be 25%—a much lower rate compared to other similar world-building platforms.
— Boz (@boztank) April 14, 2022
Meta社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は2月、「Horizon Worlds」のスマートフォン版のリリースを予定していることを、投資家向けに発表していました。現在、「Horizon Worlds」はQuest 2でのみ体験可能。仮にPCやスマートフォンが対応した場合、ユーザー数は大きく増加する可能性が高いでしょう。
社名を変更し、メタバースに本格的に取り組む姿勢を鮮明にしてるMeta社。今後、自社のサービスをどのように運用するつもりなのか。引き続き注目していきたいところです。
(参考)UploadVR
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