米国のスポーツ専門チャンネルESPN3は、初の「ホームランダービーVR・リトルリーグチャレンジ」を放映しました。世界から16カ国のチームが集まりホームランの数を競うこのトーナメント。ユニークなのは、VRで行われたことです。
MLB公式ゲーム
「ホームランダービーVR」は、メジャーリーグ機構が公式に開発したVRゲームです。ユーザーは、限られた打席の中でどれだけホームランを打てるかを競うオールスターの恒例行事「ホームランダービー」に、VRで挑戦することができます。
今回のトーナメントでは、リトルリーグの選手たちが2時間強に渡り、ペンシルベニア州サウス・ウィリアムズポートの球場で熱戦を繰り広げました。
使用したのはHTC Viveのヘッドセットと、専用のバット型コントローラー。90秒間でのホームラン数を競い、最終的にはニューイングランドのチームが日本を下して優勝しました。
米国ではライブ配信、期間限定でプレイ体験も
トーナメントの様子はESPN3チャンネルとESPNのアプリでリアルタイムに放映されました。MLB Networkのコメンテーターが実況につき、実際の試合さながらの扱いです。また30分間のハイライト動画は、8月19日16:30（日本時間8月20日5:30）から配信を行いました。
またケーブルTVのプロバイダー情報を登録すれば、ESPNのウェブサイトから公式動画を見ることも出来ます（米国内のみ）。
またこのトーナメントを自分でも体験したい場合は、ウィリアムズポートの球場、DICK’S Sporting Goodsで「ホームランダービーVR」がプレイできます。設置期間は8月23日までです。
日本でも今年7月、北海道日本ハムファイターズとコラボした「バッター体験VR」のイベントが開催されました。また好きな視点から試合を見られる「ホークスVR」など、観戦面での取組も広がっています。
（参考）VRScout
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