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業界動向 2018.08.30

VR/MRを用いた医療システムが国内特許取得 導入施設も続々と

HoloEyes株式会社は医療VRシステム「HoloEyesXR」に関し、国内特許を取得しました。このシステムではCTスキャンやMRIデータを3次元データに再構成し、VR/MRでのデータチェックを可能とします。国際特許PCTも査定済となっています。

HoloEyesXRとは?

HoloEyesXRは患者のCTスキャン、MRIデータを3次元に再構成するアプリケーションです。HoloEyesXRとVRヘッドセットやMRデバイスを利用することで、VR/MR空間で医療データを確認することができます。手術前の患部の確認など、医療分野におけるコミュニケーションを促進させます。

導入医療施設も続々

以下の施設などでは、既にHoloEyesXRが導入されています。

・岡山大学病院
・鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
・亀岡市立病院
・関西医科大学
・国際医療福祉大学三田病院
・東京医科歯科大学
・徳島大学
・広島大学大学院
・広島大学病院

医療分野での活用広がるAR/VR/MR

医療分野へのAR/VR/MRの活用は着々と進みつつあります。体内の様子を3Dデータで表示したり、治療後の歯のイメージを事前にARで確認、オンライン手術へのAR活用など、様々な事例が試みられています。

医療分野におけるAR/VR/MRに関連する記事は、以下から読むことができます。

特許に関する情報

特許番号

特許第6380966号

発明名称

医療情報仮想現実システム

特許権者

HoloEyes株式会社

発明者

谷口直嗣、杉本真樹

出願日

平成30年1月23日

登録日

平成30年8月10日

(参考)HoloEyes株式会社 プレスリリース


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