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活用事例 2023.08.08

健診会場で3Dアバター生成、生活改善などに活用 博報堂グループ

博報堂グループ3社が共同で、株式会社VRCの3D測定技術を用いた実験企画「じぶんトレーナー」を行うと発表しました。希望者が定期健診会場で自身のアバターを生成し、専用サイトで生活改善の示唆を得られるようにします。

健診改善のモチベーション向上を「じぶん自身」で

博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズの3社は、従業員が健康改善のモチベーションを高められるように、健診結果を楽しく比較できる施策「健診戦」を2019年8月から実施しています。

「じぶんトレーナー」はこの「健診戦」の一環として行われ、希望者は会場に設置した専用筐体で3Dアバターを生成、このアバターをもとに目指すべき体型の可視化などが行われる予定です。さらに3社は合わせてアンケート調査や健診データの分析を行い、従業員の技術受容性や意識変化等を明らかにするとしています。

ボーンありの3D人体モデルを短時間で生成できる機器を活用

本実証実験には、VRCの3Dスキャン技術が採用されています。2016年に創業したVRCは、人型ボーンありの3Dモデルを20秒ほどで生成できるハードウェアを開発しています。このハードウェアによって生成されたフォトリアルな3Dモデルは、採寸データ取得や体型シミュレーションなどにも活用でき、ゲーム制作やテレビ放送、アパレル販売、ファッションイベントなどで導入されています。2021年には博報堂グループのバーチャル試着サービス「じぶんランウェイ」にも採用されました。

(参考)プレスリリース


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