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AR/MR 2018.12.07

HoloLensで医療効率化 富士ソフトとフィリップス・ジャパンが協業

富士ソフト株式会社は、株式会社フィリップス・ジャパンと協業してマイクロソフトが提供するMRデバイス「HoloLens」を活用するソリューションをヘルステック業界へ展開すると発表しました。医療現場での業務の効率化と働き方改革への貢献を目指すとしています。


(大型医療機器の導入前に、HoloLensで実スケールの機器を現実空間に配置)

富士ソフトによれば、医療や建設業など多くの業界において、第一線の従事者の業務課題解決と生産の効率化への働き方改革が大きな課題となっており、医療関連の業界では、ヘルスケアにITを活用するヘルステックへの取り組みが進められているとのことです。

今回の協業では、フィリップス社が2019年5月に開設予定のイノベーション研究開発拠点 「Philips Co-Creation Center」での使用開始を目指して、HoloLensを活用するヘルステックソリューションの取り組みを行います。

本ソリューションは、大型医療機器を導入する際に、機器を配置した後の室内イメージの共有を実現するもの。配置した機器の動作をアニメーションで確認でき、データ出力機能により施設設計の時間短縮も可能とのこと。将来的には、利用可能な医療機器の拡充や、医療機器のトレーニング、医療機器のマニュアルとしての活用などの展開も予定されています。

(参考)富士ソフト株式会社 プレスリリース


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