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Fortnite 2024.03.20

「フォートナイト」の中でApple Vision Proのメニュー画面を再現したマップが登場したので、Meta Quest Proのハンドトラッキング操作で試してみた

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」のホームメニュー画面を、人気TPS「フォートナイト」上で再現したという“猛者”が現れました。

超高級デバイスを“フォトナ”で体験!

「Apple Vision Pro」は、超高画質(片目4K)のディスプレイを搭載した高性能な空間コンピュータですが、価格は3,499ドル(約50万7,000円)。価格が非常に高価かつ、現時点では日本では未発売なので国内で触れるのは難しいのが現状です。

今回紹介する「Fortnite Vision Pro」は、そんなApple Vision Proを「フォートナイト」で体験できる、ある意味でお得なマップです。下記の画像をご覧ください。


(「Fortnite Vision Pro」内で撮影した画像)


(実際のApple Vision ProのUI画像)

「Apple Vision Pro」のメニュー画面が、見事に再現されていることが分かります。“完コピ”ではなく、「Apple TV」が「F(ortnite)TV」になっているなど、諸々に上手く配慮しつつ「フォートナイト」っぽさを出しているのも面白いポイント。


(「F TV」を押すと出現する仮想ディスプレイ)

現状では「Fortnite Vision Pro」で使えるのは、「F TV」と音楽(Music)アプリ(アイコン)のみ。各アイコンを選択すると、バーチャルディスプレイやツールバーが表示されるシステムです。ディスプレイなどは好きな場所に配置可能です。ゲーム内マップ自体が実写風なので、より「空間コンピュータ」らしさを感じます。


(音楽プレイヤーを選択すると、実際にBGMが鳴ります!)

Meta Quest Proのハンドトラッキング操作で試してみた

「Fortnite Vision Pro」は、PC(平面ディスプレイ)で遊ぶことが想定されており、本家「Apple Vision Pro」のような、アイトラッキングやハンドトラッキング操作などは通常行えません。

ここまでの完成度なのにXR体験ができないのは、もったいない……。

ということで、Meta Quest ProとPC接続アプリ「Virtual Desktop」を使って、ハンドトラッキング操作(コントローラー無しの両手で操作できるモード)で「Fortnite Vision Pro」を操作してみました。

操作感にややクセはありますが、実際の「Apple Vision Pro」と同様に、指でアイコンに触れて操作することができました! 上記画像で、ゲーム内のバーチャルディスプレイが、筆者の手と同じ位置にある(一緒に動く)のが、見て取れるかと思います。

“一発ネタ”っぽくもありますが「Apple Vision Pro」の基本的なプレイ感覚を味わえるユニークなマップでした。VRヘッドセット越しで遊ぶと、より没入感が高まるのでオススメです。個人的には、今後もアップデートを続けて「Apple Vision Pro」の他機能も再現してくれると嬉しいところです。

【島コード:0212-2244-3593】

ワールドへの行き方は?

「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面左上の“虫眼鏡マーク”をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。

特に“行き先”を決めていない場合は「おすすめ」や「全てのカテゴリー」から、人気マップを探すことも可能です(対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を)。

また、ロビー画面の下には、閲覧時点でトレンドとなっているマップや評価の高いマップが表示されます。Epic Gamesが公式制作したマップに絞ってワールドを探すこともできます。

マップを選んだ後は、「プレイ!」でワールドにアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。

これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか?

「フォートナイト」の公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
© 2023, Epic Games, Inc.
(執筆:井文)


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