Epic Gamesは、人気バトルロイヤルTPS「フォートナイト」の“バトルロイヤル”モードを、将来的に同社のエディター「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」を使って構築する方針を発表しました。
「UEFN」は、「ゲームやエクスペリエンスを設計、開発し、フォートナイトに直接公開する」ためのアプリ。カスタムアセットのインポートやモデリング、マテリアル、VFX機能などを有しており、「Unreal Engine 5」に実装されている機能を多数利用できます。
今回の発表は、ゲームカンファレンス「GDC 2024」にて行われました。発表によると、2025年末までに「UEFN」を使用した開発に移行する方針とのこと。現時点では「UEFN」への移行に関する詳細は発表されていませんが、今後同エディターに現在の(Epic Games内の)開発ツールと同等の機能が付与されることが予測されます。
Mind blown 🤯
Future @Fortnitegame Battle Royale seasons will be built with UEFN by the end of 2025!
— Fortnite Creators (@FNCreate) March 20, 2024
「GDC 2024」では、「フォートナイト」関連の様々な発表が行われました。「UEFN」では、Epic Gamesの「MetaHuman Animator」と「MetaHuman Creator」を使って、高品質な“メタヒューマン”をNPCとして配置できるようになりました。
また、SONYのモバイルモーションキャプチャーmocopiが「UEFN」に対応したことも告知。新機能「LiveLink Hub」を使って、mocopiのモーションデータをUEFNに直接送信可能になっています。
(参考)X(旧Twitter)