Home » モデルはスマホで服を着る時代に ロンドンで「スナップチャット」を使ったファッションショーが開催


AR/MR 2022.09.23

モデルはスマホで服を着る時代に ロンドンで「スナップチャット」を使ったファッションショーが開催

9月20日(火)ARクリエイターのDoddzが、ロンドンでARを活用したファッションショーを実施しました。このショーは「スナップチャット」と協働する形で行われ、DoddzのARファッションライン「Defy」が披露されました。

今回のファッション商ーは、スマートフォンアプリの「スナップチャット」を起動して、ファッションモデルにカメラを向けると、デジタルの新作アイテムをARで着せられるというもの。モデル自身が服を着るのではなく、来場者がモデルに服を着せる(表示させる)というユニークな内容になっています。

「Defy」は当初一般向けのAR啓発体験として開発を進めていたものの、注目度の高まりなどによって、最終的にファッションブランド立ち上げに至ったと説明。「現在のファッション業界の問題を打開するために、バーチャルファッションは有用」とコメントしています。

今回Doddzと協働した「スナップチャット」は他にも、9月にファッションイベント「VOGUE WORLD」と提携を発表。AR試着などのシステムを同イベントに提供しました。
またオンラインゲームプラットフォーム「Roblox」には、Burberry(バーバリー)やグッチなど、大手ブランドが多数参入し、アバター向けアイテムを展開しています。

国内では、5月末に株式会社サイバーエージェントが、デジタルファッションに特化した専門組織「Meta Fashion Factory」設立。また10月には、WEBストアの.st(ドットエスティ)がプロデュースする、メタバースファッションアバター第一弾「枡花 蒼」が10月に発売予定です。

(参考)VRScout

Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード