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業界動向 2019.04.01

Oculus、今後2,3年はソフトウェアの充実に注力か

GDC2019にて「Oculus Rift S」が発表され、Oculusの次世代VRヘッドセットとしては、「Oculus Quest」と「Oculus Rift S」の2つのタイプが並ぶ形となりました。このようにハードウェアの新製品が相次いだ一方で、これから2,3年、Oculusとしてはソフトウェアに注力していくことが示唆されています。

今回紹介するのは、FacebookのVR/ARコンテンツ部門とパートナーシップ関連の統括をしているジェイソン・ルービン(Jason Rubin)氏が米メディアUploadVRに話した内容です。

現在Oculusが力を注いでいるのは、誰もが期待するようなソフトの開発とのこと。次世代のVRヘッドセットの利用を想定して、大手の開発社らとともにソフトウェアの拡充を目指すとも述べられました。

VRデバイスによる大ヒットゲームの実現も視野に

これまでにも、Oculusは開発社に資金を提供し、協力しながらOculus Rift専用ソフトの開発を推進してきました。たとえば、続編が開発中とされるReady At Dawn社の「Lone Echo」など。また、「タイタンフォール」の開発元で知られるRespawn Entertainment社が新作VRシューティングゲームを開発中という話もあります。

こうした背景がありながらも、さらなる協業の拡大を視野に入れているとルービン氏は語ります。多くの人が知るような大ヒット作品の開発元との協業も、時期がくれば明らかにするともほのめかしています。

(参考)UploadVR


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