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業界動向 2019.09.23

フェイスブックがAR広告を試験導入 今年秋から

フェイスブックは、AR広告を含む複数の新形式の広告を導入します。AR広告の導入は今年(2019年)秋から。ベータテストとして試験的に行われます。

2018年からテストは行われていた

今回フェイスブックが導入を発表した新広告は、アンケート形式の広告とプレイアブル広告、AR広告の3種類です。アンケート広告とプレイアブル広告は、同SNSのモバイルニュースフィードに導入されます。

フェイスブックは、2018年に行われた年次開発者会議「F8」でAR広告をお披露目しました。米メディアVentureBeatによれば、出展以降、選ばれた広告主が同広告のテストを行っているとのこと。

効果の高さは実証済

ARを活用したマーケティングは、調査によって効果の高さが確認されています。フェイスブックは、63%のインターネットユーザーが商品ブランドと関連したARコンテンツをプレイしたことがあると説明。化粧品ブランドWeMakeUpは、AR広告のリリースと同時に、27.6ポイントの販売増を記録しました。

フェイスブックのコメント

今回の新形式広告の導入について、フェイスブックは公式ブログで以下のようにコメントしています。

人々は、新たな考えに触れ、新しいものを使いたいと思います。ブランドと人々はより絡み合い、このことはデジタル広告を、従来の一方向プッシュコミュニケーションから、創造性によって作られた継続するダイアログに変えつつあります。

このトレンドに乗る手助けをするため、我々は新しい、遊び心のある体験をユーザーや事業者(に提供し)、結果をもたらす広告ソリューションを本日発表します。

(参考)VentureBeat


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