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プロモ・マーケティング 2019.03.25

ライバル広告を“燃やして”クーポンゲット、ユニークなARキャンペーンが進行中

ファストフードチェーンのバーガーキングが、AR(拡張現実)を使ったキャンペーンを行っています。競合のバーガーショップの広告をARで燃やし、ハンバーガーの無料クーポンを手に入れるというものです。

広告を燃やして無料ワッパーを入手

“Burn That Ad(広告を燃やせ)”と名付けられたこのキャンペーンは、ブラジルのユーザー向けに展開されています。ユーザーはバーガーキングのモバイルアプリを起動し、競合バーガーショップの広告に向けた画面をタップ。すると、広告が炎を上げて燃えてゆくARが現れます。広告はチラシだけでなく、看板やクーポン券なども対象です。

そして広告が消え去った跡には、バーガーキングの看板メニュー「ワッパー」の無料クーポンが登場。こうしてユーザーを楽しませながら、バーガーキングへの来店を促すものです。

バーガーキングは、キャンペーンでおよそ50万のクーポンが使用されると見込んでいます(なお、燃やす対象となる“ライバル企業”については公式から明言されてはいません。しかし、動画で見る限りでは、ほぼほぼマクドナルドと考えて間違いなさそうです)。

ARでモバイルアプリユーザー増も狙い

ライバル店から消費者を奪うような広告は、主に若いユーザーをターゲットに米国などで展開されています。バーガーキングは、自社のモバイルアプリ利用者を増やそうともしており、ARでユーザーを引きつける今回のキャンペーンに至ったと考えられます。

ARを使ったプロモーションや商品を試せる機能は、ファッション、インテリア等様々な分野で活用されています。

(参考)Mobile Marketer


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