2021年4月28日、フェイスブックは2021年第1四半期の決算を発表しました。決算では、広告外収益が昨年第1四半期の2億9,700万ドル(約320億円)から大きく上昇し、7億3,200万ドル(約800億円)に。2020年10月に発売された「Oculus Quest 2」が、引き続き好調な売れ行きを維持しているものと思われます。
フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、投資家に対し、同社のVRヘッドセット分野の現状について以下のように説明しています。
我々は、最高のVR体験を作り出すための投資を続けており、これは我々のR&D;予算の大きな部分を占めています。Oculus Quest 2については、ホリデーシーズン後も含め、我々の予想を上回る結果を出しています。良好なエンゲージメントが得られており、Oculus Quest 2をさらに良いものとするためのアップデートを続けています。
ザッカーバーグ氏は他にも、他社がハイエンドなデバイスを志向する中、フェイスブックが再び有線接続が必要なVRヘッドセットの展開を行う可能性にも言及。「私は、顧客の皆様がそのような路線を支持するとは思いません」と語り、一体型(ワイヤレス)VRヘッドセットへの注力と自信をうかがわせました。
(参考)UploadVR