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シミュレーション・接客 2018.07.06

飛行機内を360度閲覧し座席予約 エミレーツ航空が導入 VR対応も

ドバイを本拠とするエミレーツ航空は、自社ウェブサイトに360度コンテンツのページを設けました。利用者が機内の様子を3Dで確認し、座席を選ぶ際などに活用できます。

座席の視点で周囲を確認

機内サービスにVRを用いる事例は、これまでにもエールフランスのLCCなどで実績があります。エミレーツ航空は今回、乗客が航空機を利用する前の段階でのVR活用を検討。ウェブサイトで機内の様子を好きな角度から確認できるコンテンツを用意しました。それぞれエコノミー、ビジネス、ファーストクラスの座席が見られます。

エミレーツ航空の利用を考えるユーザーは、実際に座席のある場所まで視点を進め、周りを確認することができます。座った時の足元の広さなど3Dでリアルに体感し、ラウンジやシャワールームといったポイントも見学可能です。コンテンツ内から直接座席を予約する機能もあります。

座席の予約時に好評

エミレーツの上席副社長、Alex Knigge氏は次のように話しました。「我々は最新のVR技術を使い、エミレーツ航空の素晴らしさを事前に理解してもらえることを嬉しく思います。導入前のユーザーテストでは、座席を選ぶために3Dで機内を体験できる機能がとても好評でした」

コンテンツはPCやスマートフォンで閲覧できるほか、Google Cardboardのようなヘッドセットを使っても体験できます。エミレーツの公式サイトはこちら

(参考)VRFocus
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