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活用事例 2021.08.31

高齢者向け「VR旅行」のデジタルステッキ、障がい者向けの支援活動も開始

高齢者向けにVR旅行サービスを提供する一般社団法人デジタルステッキが、特定非営利活動法人 千楽 chi-rakuと業務提携契約を結びました。VRを用いた技術により、高齢者だけでなく障害のある方への支援活動の広がりが期待されます。

神奈川県横浜市のデジタルステッキは、高齢者施設を中心にVR旅行サービスを提供する団体です。VRを用いた擬似旅行体験の提供や、思い出の場所などのVR映像の制作を行っています。また、千楽chi-rakuは千葉県浦安市を拠点として、就労支援などの障がい者福祉事業を展開しています。

今回の業務提携により、外出することに不安や困難を抱える障がい者が遠隔で他者と交流できるようになったり、「VR旅行」でも使われている360度映像の制作などの自己表現ができるようになることが期待されます。

デジタルステッキの代表理事である登嶋健太氏は、高齢者向けにVR体験を提供する活動を2014年から続けています。登嶋氏は今回の発表で、「これまでのノウハウを活かして障がい者や若年層へ向けた独自サービスを千楽chi-rakuと開発し、地域社会の活動支援ができることを楽しみにしております」と語っています。

(参考)プレスリリース


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