2月28日、グーグルの副社長アミット・シン氏はモバイル機器の展示会・モバイル・ワールドコングレス2017(MWC)で、同社が展開するVRヘッドマウントディスプレイ「Google Cardboard」の配布状況を紹介しました。
販売台数1,000万台、アプリダウンロード数が1.6億回であることを公開しました。この数字はグーグルが公式に把握している数字であり、いわゆるVRゴーグルと呼ばれるスマートフォンを装着するタイプのデバイスは中国を中心に多く登場しています。
Google Cardboardは2014年に登場、2016年7月時点のデータでは販売台数は500万セットであったとのこと。
そして、アミット・シン氏によると、同社のVRプラットフォーム「Google Daydream」はCardboardに比べ没入感を高めるVRヘッドマウントディスプレイとなっており、ユーザーの毎週の利用時間は40分に達するとのこと。
現在、Daydreamには6種の対応スマートフォン、100種ほどのアプリケーションが存在し、将来的にも様々なコンテンツをリリースする予定です。
同時に2月28日にグーグルはヨーロッパの動画プロバイダー「Sky VR」との協力を発表しました。Daydream向けに配信を行う他のサービスプロバイダーは、Hulu、 Netflix、HBOなどがあります。そして、グーグルのオフィシャルブログではARプラットフォーム「Tango」のコンテンツ増加も発表しています。
(参考)
谷歌公布Cardboard销量达1000万 应用下载量达1.6亿次
http://hy.87870.com/news/details-19831.html
※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。