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AR/MR 2020.05.17

カンヌ映画祭のVR/AR部門、バーチャル空間で開催へ

2020年5月現在も流行が続く新型コロナウイルスの影響によって、今年(2020年)カンヌ国際映画祭で行われる予定だった「Cannes XR 2020」が、オンライン開催されることが決定しました。

「Cannes XR 2020」は、“VR美術館”を鑑賞できるソーシャル体験アプリ「Museum of Other Realities」上で開催されます。開催日は、6月24日から7月3日まで。Oculus RiftやHTC VIVEなど対応するヘッドセットを保有する人は、誰でも期間中に観覧することが可能です。

カンファレンスやピッチング・セッション、プロジェクトプレゼンテーションは、2Dのライブ映像配信も行われます。いくつかの360度コンテンツは「VeeR」を通じて(非VR所有者)にも提供されるほか、アメリカやフランス、中国の特定のロケーションに赴くことも可能です。

「Museum of Other Realities」の共同創業者Robin Stethem氏は、今回の取り組みについて以下のようにコメントしています。

MOR(Museum of Other Realities)は、Cannnex XRのような挑戦的なイベントを開催するのに、完璧なプラットフォームです。展示やVRアーケード、360度(映像)シネマといったイベントをホストできる(MORの)バーチャル会場と、世界でも有数のデジタルに精通した人々が触れ合える場所を作り上げることは、我々の喜びなのです。

我々は、XR創作(コンテンツ)に興味のある多くの人が、Cannes XRのバーチャル版に参加することを期待しています。

(参考)VRFocus

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