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投資 2022.05.25

3Dソーシャルプラットフォーム「BUD」が3,680万ドルを調達。NFTマーケットプレイス導入を計画

3Dソーシャルプラットフォームアプリ「BUD」を提供するシンガポールのBUD Technologiesが、3,680万ドル(約46.7億円)の資金調達を実施しました。TechCrunchが報じています。

今回の資金調達はSequoia Capital Indiaが主導、シリーズBラウンドです。BUD Technologiesは2022年2月時点で、シリーズA+ラウンドにて1,500万ドル(約17.3億円)の調達に成功。同社の累計調達額は6,000万ドルに達しているとのこと。

手軽にワールドが作れるスマホアプリ、NFTマーケットプレイスも設置予定

「BUD」は、2021年11月にリリースされた、3D空間でアバターを介してユーザーがコミュニケーションが行えるスマートフォン向けアプリ。プログラミング等の技術的な知見を持たないユーザーも、アプリ内でパーツを自由に組み合わせることで、手軽なバーチャル空間(ワールド)作成が可能です。

現在「BUD」は無料で利用可能かつ広告も存在しませんが、今後NFTマーケットプレイスが導入される予定です。どのようなトークンや仕組みを用いるかなどは明らかにされていないものの、NFTマーケットプレイスは“まもなく稼働する”とのこと。TechCrunchは、「同社のNFTマーケットプレイスは、BUD上の衣服やアクセサリーの売買手段になるだろう」としています。

2019年にBUD Technologiesを創業したShawn Lin氏はTechCrunchに対し、「BUDは主流であるZ世代の消費者が3Dコンテンツを作れるようにする一方で、我々は消費者にブロックチェーンをもたらし、クリエイターが自身の作品を真に所有し収益化できるようにしていきます」とコメントしています。

(参考)BUD Technologies, TechCrunch


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